ボディ・マインド・ハートの調和がとれた状態

私たち人間は、肉体としての存在だけではありません。よく言われることですが、肉体(ボディ)頭(マインド)心(ハート)という3つの要素が組み合わさって機能しています。

コンディションが整っているとは何も身体のことばかりではなく、肉体(ボディ)・頭(マインド)・心(ハート)という3つの要素が互いに相反せず調和的に機能している状態

私たち現代人は常に何かしらの不協和音を自分の内面に抱えているものです。不協和音が大きければ大きいほど、大きな病気にかかったり事故にあったりする可能性が高くなります。そして、外側の世界(環境)は内面世界の分裂と葛藤が反映したものになります。

この記事では、3つの機能が調和できている状態を、できるだけわかりやすく説明していきます。

物質とエネルギー

私たち人間は、肉体という物質体の中にエネルギーが入った存在

物質体とは目に見えて手で触れる存在のことです。人間の肉体は、目で見て手で触ることができます。

一方、エネルギーは目で見たり触ったりすることができません。けれども確実に存在しているものです。

例えば電気は手で触れたり見たりすることはできないけれども確実に存在するエネルギーで、人間の生活には欠かせない存在です。

私たち人間は、感情・気持ち・思考・意識という、目には見えないけれども確実に存在しているエネルギーとしての存在でもあるのです。

エネルギーの性質

エネルギーの性質はフロー(流れ)です。

一番わかりやすい喩えは水です。川の水は絶えず上から下へと流れています。流れに逆らって下から上へ水を流すことは難しいですし、とてつもない労力を伴います。

つまり、エネルギーは自然のフロー(流れ)に任せるのがベストなのです。

エネルギー体としての人間存在も、「自然の流れ」に沿って存在している状態が一番自然でベストということになります。

何となく」に従うこと

私は今日、午前中いっぱいは料理をして過ごしました。一心に料理をしてふと気づくと、午後12時をすこし過ぎたところでした。

窓からは久しぶりに日が差し込んでいました。

「あぁ、気持ちいい天気だなぁ。そうだ。外へ行こう

ふとそう思いました。

これ(外出したい)がエネルギーが流れている方向です。

日差しを見た(肉体で感知) → 気持ちいい天気だなぁ(感情が動く) → 外へ行きたい(気持ちが固まる) 

そこで、さっそく外出する準備をし始めました。

ところが、服を着替えている最中に、頭の中様々な思考が浮かんできました。

「今月はもう予算オーバーになっている。外出してまた無駄遣いをしたらどうするんだ。家にいた方がいい」

「不必要な外出をして、悪路で滑って転んでケガでもしたら目も当てられない」

「今日はどこへも行かずに家の中でできることをしておとなしく過ごせ」

頭から出てくる思考はどれも一理あるもので、私はすぐに気を変えて、家でネットフリックスを見ることにしました。

マインドとハートの不調和

お気づきのことと思いますが、感情・気持ちで感じていることと、頭が考えていることが真っ向から対立しています。

「外へ出たい」というハートと、「外へは出ずに家の中で過ごせ」というマインド(頭)。

この二つの折り合いをつけることが、調和的な状態になるためにはまず必要なわけです。そのあとで、内面が一致した行動(肉体)を起こすことが、3つの要素が調和的に機能している状態です。

常にハートに従う

折り合いをつけるとき、力づくでどちらかを曲げるのではなく、双方が納得済みで調和できる必要があります。しかし、基本的には常にハートに従う必要があります。なぜなら、ハートから出てくるものが純粋な生命力かつエネルギーで、これを変えることは基本的にできないからです。

つまり、「天気がよくて気持ちいいから外出したい」という気持ちと欲求は、基本的には変わらないということです。

ぐちゃぐちゃと考えた挙句に外出しないと決めれば、「やりたいことを我慢した」ことになり、後で欲求不満として帳尻を合わせる必要が出てきます。

生命力というエネルギーの自然な方向性に従って行動することが、人間が健全に生きるために重要なこと

心と頭の仲直り

頭は常に不安と恐れと心配でいっぱいです。

「今月はもう予算オーバーになっている。外出なんてしてまた無駄遣いをしたらどうするんだ。家にいた方がいい」

「不必要な外出をして、悪路で滑って転んでケガでもしたら目も当てられない」

「今日はどこへも行かずに家の中でできることをして過ごせ」

こうした思考は何も私に対する嫌がらせではなく、私のことを思えばこその心配なのです。

エゴとマインド(頭)は、私という人に不必要な苦しみを味わって欲しくないわけです。そこでこのような思考を繰り出しては、私の自由な行動を制限しようとするのです。

大事なことは、頭の言う事を一蹴したりせず、しっかりと受け止めてあげることです。

「ありがとう。私のことを心配してくれているんだね。やさしいね。でも大丈夫。お金を使いすぎないように、雪道を歩くときは十分に気を付ける。気持ちいい天気だし、きっと楽しい散歩になるよ」

私は時間をとって自分自身と対話をした後に、外出する準備を再開しました。心と頭が調和できたので、自分丸ごとで「外出する」という行動を起こすことができたのです。

打算ではうまく行かない

ハートから出てくる純粋な生命力(エネルギー)に従って行動を起こすとき、ブレがなくなる

  • 香港アイドルの追っかけをしたいから香港に住みたい
  • この街が好きだからどうしてもここに住みたい
  • 一目ぼれした子猫をどうしても引き取りたい
  • 子供の頃から夢だった職業に就きたい

こうした動機には一切の打算がありません。純粋な気持ちがあれば、多少の困難や逆境が来ても負けずに乗り越えていけるものです。

  • 香港という大都市で就業経験を積めば将来有利になるだろうから香港に住みたい
  • この街に住めばステイタスが上がるから住みたい
  • 子猫を飼えばモテそうだから飼いたい
  • この職業なら食いっぱぐれがないだろうから就きたい

頭で考えた打算が入っている動機は、しょせん長続きしません。困難や逆境が来た時に、気持ちが萎えてしまいます。

幸せな人生を送るために

幸せに生きたいと思うのであれば、まずはハートの声に素直に従うことです。その都度出てくる頭の声に対して意識的になりつつ、不安や恐れに対して対策を講じ、ハートの望む方向へ行きやすい状態を整えてあげるのです。

ハートの欲求を頭を使って叶えてあげる。内面が一致した状態でブレのない行動を起こす

これが幸せな人生を送るためには最も必要なレシピです。

肉体(ボディ)・頭(マインド)・心(ハート)という3つの要素が互いに相反せず調和的に機能している状態を解説してみました。

参考になりましたら幸いです。

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