「いつも笑顔で」を即刻やめること

日本に帰って来てから時たまみかけるフレーズ「いつも笑顔で」。

本気か?と思ってしまう。

私は48年間生きて来て、「いつも笑顔」でいられたことはありませんでした。

一人の人間としてここまで生きてくれば、誰でも「人生とは良いときと同じくらいツライときもあるものだ」と普通にわかります。

人生のどん底を味わっているときに「笑顔」なんてなれるわけがありませんし、なる必要すらもない。

きれいごとや理想論で生きていても人間は幸せにはなれない。それは私自身が自分の人生の中で実感として得た答えです。

それよりも、自分のありのままの気持ちや感情をもっとしっかり受け止めて表現した方がいい

ツライ、苦しい、悲しい、しんどい、寂しい。

こういう気持ちをまるっと認めて味わい尽くさなければ、「作り笑い」で閉じ込められた感情エネルギーはチャクラやオーラや身体の中に燻ってブロックとなってしまいます。ブロックが増えれば増えるほど本当の自分からは断絶されていきます。

悲しいときには悲しい、ツライときにはツライ、シンドイときにはシンドイ、寂しいときには寂しい、痛いときには痛いと、ただ自分が感じている感情をありのままに認めて感じてさえいれば、感情エネルギーは各チャクラを通過して煙のように成仏していくものなのです。

転生を通して溜め込んで来た感情が多ければ多いほど、潜在意識は重く淀んでいます。その感情をすべて解放しきるまで、感情はぶり返しぶり返し沸き起こってくるのです。しかも倍の苦しみを伴って。

私は1月の半分くらいはハートチャクラから出てくる悲しみの感情の昇華に時間を当てていました。

家にいても、外で買い物をしていても、ホームセンターの中を歩いていても、胸に引っかかった悲しみがぽろぽろと小出しに出てきました。

その度に悲しみを認め、受け止め感じ、涙を流し、悲しみが表現したいこと(言いたいこと)があれば表現させるようにしました。

そして思い切りそれに共感してあげました。

「そっか、そんな風に感じていたんだね、今まで気づいてあげられなくてゴメンね」

これを繰り返し行っていくと、感情エネルギーは少しずつ昇華され、ソフトボール大だった胸のシコリが次第に小さくなっていくのを感じました。

自分の感情や気持ちは、たとえそれがどんなものであれ、すべて認めて受け止めて、出し切らなければなりません。変な「べきべき」で頭を使って抑圧してしまえば、行き場の無くなった感情が身体の中に蓄積していきます。

悲しみが溜まると怒りとなり、怒りが溜まりすぎるとうつ病を発病します。

「いつも笑顔で」なんてスローガンは要らない。いつも自然体の自分でいられることを。

百瀬 章子 

1973年長野県生まれ。20年以上に渡り海外5か国に暮し働きながら、心理学、宗教学、人智学、形而上学(メタフィジカル)などを学び実践してきた経験を持つ。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たちの覚醒の支援・サポートを行っている。​

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1973年長野県生まれ。約20年に渡り5か国に暮らしながら心理学、形而上学、精神世界を学び実践してきた。2018年に自身の経験をシェアしたブログを開設。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たち、自分らしく生きたいオールドソウルたちの個性化のプロセスをサポートしている。

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