「自分らしく生きる」とは、自分に正直に生きること。
ありのままの自分を認め、それに正直に生きること。
等身大の自分に正直に生きること。
他の人がどうか、ではなく、自分はどうしたいかに従って生きること。
世間はどうか、ではなく、自分はどうかに従って生きること。
他人軸ではなく、自分軸で生きること。
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目次
無意識の自己否定に気づく
最近、街でちょっと話したある人からこんな質問を受けました。
「百瀬さんが海外へ出ようと思ったきっかけは何ですか?」
唐突な質問に感じましたが、私が思い返す限り「コレ」というきっかけは特に無かったように思います。
物心ついたときから「私は将来海外に住むのだ」と思っていただけ。
その人は、一度は憧れのアメリカ就職を果たしたものの、「自分の弱さ」が原因で続けることができなかった、と話してくれました。
その後も日本で外資系の会社へ勤めたこともあったそうですが、価値観が合わなかった。
日本で会社員として働くうちにそっちの方が良いような気がして、海外へ出られずに終わったと仰っていました。
そのお話を聞いて私はこう思ったのです。
「すごくズレてしまっているな」
ご自分では気づいていらっしゃらないけれど、この方はずっと「自分のやりたいこと」をして生きてきたんです。
「自分らしく」生きてきている。
でも、自己否定が強すぎてそのことに気づいていないだけ。
この方のやりたいことは「日本で会社員として暮らすこと」です。
今までの経緯を聞けば明らかです。
ただ、そのことを認めることも受け入れることもできていない。
「自分がしたいことは海外で暮らすことだった」と思い込んでいるだけです。
理由は、「他人軸」だから。
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ありのままの自分を100%生きる
他の人はどうか、とか、世間からどう見られるか、どかではなく、「自分が安心すること」「自分が快適に感じること」「自分が喜ぶ」ことをして生きることが、自分らしく生きるということ。
私の両親や親族たちは、人生の大半を同じ場所に留まって過ごしました。
40年以上も同じ家に住み続け、同じ仕事をし、人生を終える。
そういう生き方があっても良いと思うし、それが彼らにとっての幸せであることも知っています。
ただ、私はそういうタイプの人間ではないこともよく知っています。
26歳のとき、「このまま日本に留まってずっとこの単調な生活が続く」のかと想像したとき、私は発狂しそうになりました。
そんな退屈な人生は、私の望むものではなかったからです。
今から思えば、私の魂のブループリントには「海外へ移住する」ことと「国際結婚する」ことの2点が盛り込まれていました。
だから、それに反した未来像を想像したときに「発狂しそうになる」という反応になっていた。
魂サイドから、「それじゃない」感が強烈な違和感として来ていた訳です。
この感覚に正直に生きることが、自分らしく生きること。
だから、正社員の仕事を3か月で辞めて、さっさと香港へ行ってしまいました。
そして5年後、その地でパートナーに出会う訳です。
人の真似をするのを止める
自分らしく生きたかったら、生き方の軸を自分の内側に作ることが必要不可欠です。
誰かの真似をするのを止めるということ。
例えば、私が海外へ惹かれるのは、それが私の魂のブループリントに計画として入っているからです。
魂のブループリントにそういう予定が入っていない人が外国で暮らそうとしても、しっくりこない感があるでしょう。
こういうことは「真似」をしてもしょうがないんです。
先の方の例で言えば、彼は「人真似」をしてみただけ。
それは別に構わないんです。
でも、やってみて合わなければ「自分に合わなかったな」と素直に認めれば良いだけ。
「自分の弱さが原因で、、、」なんて自分を卑下する必要はどこにもない。
そんなことをするのはエゴだけです。
自分に合わないことをやっていれば、ツラくなっていくに決まってます。
そんなことさっさと止めて、もっと自分に合うことを堂々とやったらいいだけです。
「自分は一時期アメリカ就職に憧れてやったこともありましたが、向いてませんでした。日本で会社員として生きる方が自分に合っていると気づいたので、そういう生き方を選びました」
でいいわけです。
100%こう思えているとき私たち人間は幸せを実感できます。
頑なに「自分の夢は海外就職だった」と拘る必要もないし、「自分が弱いから失敗した」と自分を卑下する必要もない。
他人と自分を比較して自分にダメ出しする必要もない。
そういうことを止めるだけで解放されて楽になれるはずです。
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