パートナーシップの目的は双方の魂の癒し

人間にとってのパートナーシップ(恋愛や結婚)の魂的な第一義的意義は双方の「魂の癒し」です。

こう言われてもピンと来ない方がほとんどだと思いますが、私たち人間は、恋愛を通して魂の癒しを進めます。つまり、「誰かを好きなること」を通して自分、そして相手の魂の癒しが進行するということ。

この記事では私が実際に経験している「魂の癒し」を例に出して、もう少し詳しくこのことを説明していきたいと思います。

先に書いておくと:

パターンを知る → インナーチャイルドの癒し → 魂の癒し → 現実が変わる

という順番で進んでいきます。

参考記事:

まだ癒されていない部分が炙り出される

私は今のパートナーに対して次のような感じ方を持っていました。「80%完璧に理想のパートナーだけど、20%合わない部分がある」

これが端的に何を意味しているかというと、私の魂の癒しは80%ほどコンプしているが、あと20%まだ癒せていない部分が残っているということです。

これは相手にとっても同じことで、自分のパートナーは間違いなく自分と同程度の癒しを必要としている人です。

つまり、80%程度癒されている人と、まだ10%しか癒しが進んでいない人は波動的にマッチしようがなく、パートナーになる可能性はほとんどないということです。自分のパートナーは内面の成熟度から癒しや浄化の進行度が常に自分と同程度の相手なのです。

パターンに気づく

私は自分の状態や日常的に起こったことをノートに記録しているので、過去に起こった出来事を詳細に渡り振り返ることができます。

今日過去の記録を見返していて興味深いことに気づいたのです。

前のパートナーのときも、今のパートナーも、「私が感じている気持ちがまったく同じ」なのです。

「相手は忙しいんだから、私が理解しなくちゃ」

そうです、前のパートナーはダブルワークやトリプルワークでいつも時間がない人でしたし、今のパートナーも趣味に仲間にと、スケジュールを詰め込んで忙しくしているのが好きな人です。それに対し、私は本当は寂しい気持ちに蓋をして物分かりのいい人を演じている

それが私のパターンでした。

インナーチャイルドを癒す

それに気づいたときにすぐに浮上したのが、幼少期の私の記憶でした。

※ 私は癒しのワークに慣れているのですぐにピンとくるものがあります。

私の両親は自営業の共働きで忙しく、私(たち)はいつも後回しでした。迎えに来て欲しい時、外国から久しぶりに日本に帰国した時、私が親を必要としている時。両親はいつも私よりも仕事が優先でした。

子供の頃の私は、両親と一緒に居られないと地団太を踏んで怒って泣いたらしいですが、成長するにつれ、自分の本当の気持ち(寂しいから一緒に居たい)に蓋をして、何でも一人でできる人へと変化していったのでした。

ですが、幼少期に閉じ込められた本当の私(寂しくて仕方ない)はその状態のまま冷凍保存され私の体内に存在しているのです。

そのことを思い出したときに、今まで抑えていた寂しさがこみあげて来て、堰を切ったように沢山涙が出てきました。

魂の傷を癒す

ここまではインナーチャイルドの傷の癒しです。

癒しのワークに慣れている私は、すぐに「もっと深い原因がある」ことに気づいていました。

「もう待ちたくない」

インナーチャイルドの傷が浮上したときからこのセリフが胸にありハートチャクラを引き裂くようなジワリとした痛みが広がっていくのを感じていました。

これが私の魂の傷であることは、すぐにわかりました。

目を瞑ってこの痛みと対話を続けた結果、出てきたのは「孤児だった過去生の私」でした。

※実際には過去生ワークはもっと時間がかかるものです。

「私の親は私を捨てた。だけど、それを認めてしまったらこの世で本当に独りぼっちになってしまう。それだけは耐えられない。それよりも、いつかは迎えに来てくれるかもしれないと思い込んで毎日待っていた方が、マシ」

それが「孤児だった過去生の私」が今の私に語ったことでした。

「そうだったんだ、それはツラいね」今の私は過去の私の痛みを受け止めました。「孤児だった過去生の私」は胸に詰まっていたその時のありったけの気持ちを涙ながらに吐露し始めました。本当はもう待ちたくないこと、でも「捨てられた」と認めることも耐え難いこと、そのジレンマに苦しんでいたのでした。

胸に詰まったありったけをすべて話尽くした後は、ホッとした様子になりました。

「これから、どうするの?」今の私が訊くと、「これからは、一人で生きていくよ。今は寂しいかもしれないけど、そのうちに誰かと出会うこともあるだろう。親がいなくても、自分で家庭をつくったらいい」と言いました。

そのセリフを聞いたとき、この人格が「今の私」の中に統合されたのを感じました。

魂の傷が癒えると波動が変わる

恋愛を通して魂の傷が浮上する度にこのプロセスを繰り返し、魂の傷を癒し、人格の統合を進めていくと、その度に自分の波動がガラリと変わっていきます。すると自分が住んでいるホログラムが変わります。

ホログラムとは、簡単にいうなれば映画のスクリーンのようなものです。私たちは自分の潜在意識に入っているものをホログラムに映し出し、その映像を「現実」であると認識して生きています。

潜在意識に「いつも待つ私」が入っていた頃の私は、忙しい人ばかりとカップリングして「いつも待つ」状態を創り出し続けました。なぜならそれが私の潜在意識に入っている「設定」だったからです。

魂の癒しのプロセスを経て潜在意識に入っている設定が「もう待たなくても済む私」に変わったので、ホログラムも変わるのです。

すると「現実」が変わります。

魂の癒しを一緒に行うパートナー

私たち人間は、自分とカップリングした相手と魂の傷を刺激し合って癒しを進めていきます。

無意識のうちに進むプロセスなので、いつかは別れてしまうケースが大半です。

このプロセスを意識的に二人で進められる、二人で歩調を合わせて手を取り合いながら魂として癒しを進め前進していける、それが真の意味での「パートナー」であると私は考えています。

「パートナー」は必ずしも一人ではないし、今の私はこの人生で出会うすべての人が魂の協力者であることを理解しているので、一人の相手に対して執着するということもほとんどありません。ツライ気持ちになることはもちろんありますが、そこに長い間とどまらず、自分の癒しを進めてホログラムを変えることに集中しています。

ワークに取り組みたい、サポートが必要だという方は、個別セッションをお申込みください。

百瀬 章子 

1973年長野県生まれ。20年以上に渡り海外5か国に暮し働きながら、心理学、宗教学、人智学、形而上学(メタフィジカル)などを学び実践してきた経験を持つ。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たちの覚醒の支援・サポートを行っている。​

© 当サイトの文章およびロゴや商標の著作権は百瀬章子が所有しています。許可なく無断転載することを固く禁じます。

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1973年長野県生まれ。約20年に渡り5か国に暮らしながら心理学、形而上学、精神世界を学び実践してきた。2018年に自身の経験をシェアしたブログを開設。現在は国内外のアセンションのプロセスにある人たち、自分らしく生きたいオールドソウルたちの個性化のプロセスをサポートしている。

お薦めの本

自分らしい人生を創りたい方向け、創造プロセスの手順・姿勢・精神についてわかりやすく解説された良書。

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