お金の街・金融の街と言われる香港で16年間過ごした私は、一般的な日本人とはまったく異なる金銭感覚を持っていると自覚しています。
日本の大学における私の専攻は経済学で、社会人になってからは香港で欧州系の銀行に勤めていた時に、世界の富裕層たちの生活を垣間見る経験をしました。
今回は少しお金のことについて書いてみます。
「お金との付き合い方」や、「お金に対して抱えている問題や課題」は人によってまるで違います。その人の抱えているテーマは、その人の魂固有のものだからです。
念のために先に書いておきますが、私にとって「お金のゴール」は「お金を沢山貯めること」ではありません。または「投資で増やすこと」でもありません。
私は、日本の人たちは「貯金する」ことに拘りすぎる民族だと感じていて、「どうしたらもっと貯金できるのか」と考えて、それをゴールとして生きている人たちが多いように感じています。
もしくは「お金の勉強」をして「投資」で増やすか。
もちろん、貯金をすることはまったく構わないし、投資で増やすことも悪いとは言いません。
ですが、そのどちらもお金の本質からはズレているんです。
お金との関係テストはこちら:
お金の第一義的存在意義とは
皆さんは、お金が存在している意義は何だとお考えですか?
