激動の時代を生きる

今更言うまでもなく、私たちは今、激動の時代を生きています。

昭和や平成や江戸時代など、安定的で変化が少ない時代とは違い、半年先のことですらも見通せないのが激動の時代です。

その激動の中を生きるにあたり、安定を求める生き方は間違いとは言わないまでも「時代に合わない生き方」であると私は考えています。なぜなら、求めても手に入る可能性はとても低いからです。

先が見通せない

激動の時代の特徴の一つは先を見通せないことです。

2016年に16年間暮らした香港から日本に戻って以来、多くの方から「また香港(海外)へ戻る予定はあるんですか?」と聞かれました。私の率直な答えは、「まったくわからない」です。正直、来年の今頃自分がどこにいるのかもわからない。それほどまでに自分以外のファクターに翻弄されてしまうのが激動の時代です。

時代に翻弄される私たち

今、多くの香港人たちは、真剣に身の振り方を決断することを迫られています。

余力がある若い世代は、イギリスを始めとする諸外国への移住を始めています。香港がかつての香港ではなくなってしまったことは誰の目にも明らかで、今後も暮らし続けたいと思う人は少ないのです。

しかし、年老いた両親や祖父母を香港に置き去りにして新天地へ向かうことに断腸の思いを抱え、決して晴れ晴れとした船出ではありません。むしろ、まったく先の見通しがないままに、やむにやまれぬ気持ちで涙ながらに香港を後にする人たちがほとんどです。

何年も前にオーストラリアへ移住した香港の友人の何人かは、オーストラリアで仕事を見つけることができず、国内の果樹園や農園を周りながら農作業の手伝いをして日銭を稼ぐ日々が続いています。これからイギリスへ向かおうという友人たちも、イギリスにつてがある訳ではないのです。

先が見えない中を、一歩ずつ手探りで進んでいる。それが激動の時代というものなのです。

成長課題を受け入れる

私が永住するつもりでいた香港から日本へ戻ったのも、今日本に居続けているのも、私の意志によるものではありません。本当は死ぬまで香港で暮らすつもりでいたのです。けれども、時代が急激に変化する中で、やむを得ず香港を後にしたのです。当時はいずれまた戻るつもりでいました。

それが今では絶望的になってしまった。

人生には、時として自分の意志や力だけではどうにもならないことが起こるものです。この状況に真摯に向き合い、自分の中でどう乗り越えていくかが成長課題なのです。

絶え間ない変化を受け入れる課題

今、世界は大きく変わろうとしています。その流れの中にあって、いつまでも変わらない安定を求めることが、どれくらい「時代に合っていない」ことなのか、知る必要があるでしょう。

変化を嫌い安定を好む日本の人たちにはいまいちピンと来ないかもしれませんが、世界は激動の中で変化を続けているのです。そして、そこで生きる私たちも、大きく変わることを促されています。

私たちは今、日一日自分と向き合い、自分の在り方や生き方を問い、自分に正直に生きることを促されています。

私は、去年の今ごろは、まさか自分が一年後に札幌に住んでいるとはまったく予測していませんでした。ただ目の前のことに向き合い続けていった結果、今私はここにいるのです。

私は、日本の人たちに是非知って欲しいと思います。安定だけが人生の目的ではないことを。

時代の流れに押し流されないよう、しなやかに柔軟に、自分に正直に生きることが、今のような時代には一番大事なことなのです。

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