人間関係における「当たり前」を受け入れる 2022.11.22 今まで何度か書いてきてことで、クライアントの皆さんからのご相談で多いのは、「人間関係の変化」についてです。関連記事:簡単に言うと、「今まで仲が良かった人たちと疎遠になった」とか、「長年の友人と喧嘩別れした」みないな類のものです。結論から言ってしまうと、「えっ、そ
自分との約束 2022.11.02 境界線やめること:他者を癒そうとすること他者を喜ばせようとすること相手といい関係を作ろうと自分だけが頑張ること妥協すること相手の機嫌を損ねないように気を使うこと相手が求めていることを察して行動すること相手に好かれるように自分を変えることやるべきこと:自分を癒
自己肯定感が低い人の特徴と乗り越え方 2022.09.28 自己肯定感が低い人には、明らかな傾向があります。例1:「私はこんな考えを持っているのですが、古いでしょうか?」例2:「私はこんな風に感じて、こういう価値観なんです。私の考えっておかしいですか?」例3:「彼氏にこんな風にしてもらいたいし、こういう風にはして欲しくない。私は
「親に逆らえない」「わがまま」「背く」という「支配者用語」に気を付ける 2022.09.16 いくつになっても「親に逆らえない」という人がたまにいらっしゃいます。「親に逆らったことがない」とか、「親の言う事は素直に聞くもの」ということを言う人たちです。私は「逆らう」「わがまま」「背く」という言葉に対して強烈な違和感を覚えるのです。なぜならこれらは、「支配者」が使う言葉だから。
「投影」の原理 -統合への道のり- 2022.09.07 心理学用語に「投影」という言葉があります。投影とは、自分の一部(要素)であるにも関わらず、「これが自分である」と認めていない要素を外の世界の他者に映し出して見い出す現象。投影対象に向けて強い拒絶感を示すか、あるいは抗えない魅力を感じるかという両極端な現れ方をする。拒絶感を伴うものを「ネガ
怒りの必要性と使い方 2022.08.29 2022年8月も終盤へ向けて進んでいますが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか?私の8月は、ひっさびさに「怒り」の月となりました(笑)。気持ちいいくらいに怒りが出てきたので、今や気分爽快、前進する気持ちもフレッシュになっているところです。皆さんは「怒り」を悪い感情だとお思いですか
境界線を引くことを覚え「上下意識」を手放す 2022.08.19 当ブログでは折に触れて「境界線」について記事を書いています。日本が特に「境界線がない」文化で、それが様々な生きづらさの主要原因となっているにも関わらず、その自覚がまったくない人がほとんどだからです。そのせいで、日本の人たちは「何を言うべきで、何を言うべきでないか」がまったくあべこべになって
「家族」に関する誤解と思い込みを手放す 2022.08.16 日本を含むアジアには儒教が浸透している影響があって、世界の他の地域に比べると、家族関係が密接になりやすいという特徴があります。海外生活を終えて20数年ぶりに日本に帰って来てから、「家族は自分のルーツ」とか「血は水よりも濃い」といった表現を時折耳にしてきましたが、私には、日本には「家族」とい
共依存は女性性の傷 ナルシシズムは男性性の傷 2022.08.15 「共依存」という言葉は近年日本に浸透してきた感があります。「共依存」という字面(じづら)からのイメージで、「共に依存し合う」という意味であると解釈している人が多いかもしれませんが、そういう意味ではありません。もともとはアメリカでアルコール依存症の親を持つ子供や、アルコール依存症
3次元で愛だと思われているのは単なる「痛み」 2022.08.02 たまたまネットで見かけた記事ですが、いい機会なのでシェアしたいと思います。まずは下のリンク記事を読まれてから、この記事を読まれると内容がよくわかるかと思います。「一発で妊娠しやがって」…「好きな人」がクズ彼氏と付き合っている30歳男性の「異常すぎる覚悟①」「一発で妊娠しやが